世界中で好まれる電子パスポート埋め込み部品保護用基材


2001年9月11日の米国における同時多発テロの後、国際民間航空機関(ICAO)が開発し、実施した電子パスポート(e-パスポート)は、生体認証、あるいは機械読み取り式パスポートとしても知られており、従来の紙のパスポートに小さな集積回路(IC)とアンテナを埋め込んだものです。これは通常、旅行者の基本的な個人情報と、場合によっては、指紋や虹彩などの生体情報を含む、無線IDタグ(RFID)チップです。
 
電子パスポートは、技術的そしてコンプライアンスのたくさんの要求事項を満たすように設計・製造されなければなりません。Teslin® 基材は、つの重要なデータ保護の優位性を備えているため、世界中で発行される大多数の電子パスポートに指定されています。

  • より安全なデータに対する信頼性と長い耐用年数
  • 強固に接着したラミネートによる改ざん防止機能
  • 電子パスポートの有効期限の10年間に及ぶ耐久性

 
信頼性
Teslin 基材は、 他の合成基材がまねをできない微細孔構造がクッション効果を持たせるように設計されております。  したがって、 Teslin 基材は、割れ、欠けや荒い表面での移動に弱い、RFIDチップやその他の埋め込み型電子部品の効果的なクッションとして機能し、保護することで、より安全なデータ、長い耐用年数を実現します。 
 
改ざん防止機能
電子パスポートがシールされるとき、ラミネートのプラスチック材は直接 Teslin 基材のポリオレフィン-シリカ・マトリックスに流れ込みます。これにより、強固な機械的接着が作られ、電子パスポートを改ざんしようとすれば、ただちに、そして永久にコンテンツを変形させます。
 
耐久性
Teslin 基材の耐用年数は、ほとんどの国が要求する電子パスポートの有効期限である10年間を超えています。 
 
電子パスポート用高性能 Teslin 基材合成紙の利点について詳しくお知りになりたい方、サンプルを欲しい方は私どもにお問い合わせください. 

利点
安全性
耐久性
接着性
推奨製品等級
  • セキュリティーグレード
  • SP
  • TS
  • デジタル
厚さ
  • 6 mils/152 μm
  • 7 mils/178 μm
  • 10 mils/254 μm
  • 14 mils/356 μm
 
 
質疑応答専門家にお問い合わせください